こんにちは。YoFuです。
今回は、インドで予約してない電車に乗る方法を紹介します。
あまり知られていない方法ですが、知っておくと便利な方法です。
まえがき
インドの旅で欠かかせない交通手段である電車。
料金が安く、インド全土にアクセスできるので、使わない人はいないと思います。
インドの電車は基本的に全席予約が必要です。
しかし、インドの電車で一番の問題は、予約がとりにくすぎるということ。
人気の夜行バス路線となると、1週間以上前から予約する必要があります。
しかし、予定は未定。1週間後の予定なんかどうなるかは分からないですよね。
直近で予約すると、人気路線ではキャンセル待ちとなることが常。そのままチケットが自分まで回ってこればいいのですが、回ってこないことがほとんど。
しかし、日程的に必ずこの電車に乗らないといけない。ということがあると思います。
しかし実は、インドの電車は予約無しで乗ることができます。
あまり知られていないですが、当日券というものが存在しています。当日券を使えば、予約無しで電車に乗ることができます。
そんなときのために、キャンセル待ちのチケットがとれなかった場合にその電車に乗り込む方法を紹介します。
ちなみに、YoFuは1ヶ月のインド旅行の中でこの方法を何度か試しましたが、かなりの苦行となるのでオススメしません。
というのも、当日券で乗れる車両は一番下のクラスだからです。
言い方は悪いですが、貧困層の人たちが乗ってくるのでかなり客層が悪いです。
物を盗む人がいたり、後述するように数少ないスペースを巡って喧嘩をする人がいたり、かなり居心地が悪いです。
さらに、当日券で乗れる車両は2両しかなく、予約が取れなかった人が大量に乗ってくるのでかなり混雑します。混雑具合は凄まじいです。椅子に座れなかった人が床に隙間なく転がっています。始発で乗らないとトイレの前に陣取ることになります。
あくまでも、絶対に乗らないといけないという切羽詰まった状況に陥ったときだけにしたほうがいいです。
以下で解説していきます。
チケットの買い方
ほとんど知られていませんが、インドの電車には予約がいらない当日券があります。そして、ほぼすべての車両には、当日券で乗れる車両が2両くっついています。
当日券の買い方は非常にシンプルです。当日券の買い方は2通りあります。
窓口で買う方法か、TTと呼ばれるおじさんから買う方法
1つ目の窓口で買う場合
チケット窓口で行き先を告げるだけです。こんな感じのチケットを発行してくれます。
チケットには乗車駅と行き先くらいしか記載されていないので、どの便に乗っても大丈夫です。
遅れがなるべく少ない便に乗りましょう笑。
2つ目のTTから買う場合
基本的に窓口はチケットを発行してくれますが、YoFuは一度だけ、TTから買えと言われて窓口では発行してくれなかったことがあります。その時は窓口の真ん前にTTが立っていてチケットの発行作業をしていたので、そう言われたのだと思います。ちな、コルカタです。TTが発行するチケットは便が指定されるので、指定された便に乗りましょう。
ちなみに、当日券は英語でGeneral Ticketと言います。
当日券で乗れる車両
当日券で乗れる車両は2両だけです。最前部と最後部にあります。
中の様子はこんな感じです。
かなり狭いです。この狭い空間にチケットをとれなかった人、そもそもチケットをとってない人が押し寄せるので、パンパンになります。
夜行の場合、床に寝っ転がる人が出てくるのでかなり狭いです。
シングルシートに座れればラッキーです。
4人がけの長椅子は、絶対に5人目が座ろうとしてくるのでかなり窮屈です。
狙い目はシングルシート。若しくは長椅子の上にある網棚部分。何故か、網棚は座るスペースになっています。
運が悪いと、端っこに追いやられてトイレの前で過ごすことになります。
注意点が一つあります。それは、当日券用の車両にも予約席が割り振られていることがある。ということです。せっかく確保した座席が予約されていて、明け渡す羽目になる可能性があります。
席を確保する場合、長椅子の上の網棚が良いかもしれません。
あとがき
当日券を使うのは最終手段としてください。かなり過酷な旅をするハメになります。
言い方が悪いですが、貧困層が乗車してくるので、客層は悪く、スペースをめぐって喧嘩する人がいます。荷物を盗む人もいます。
トイレは汚くて臭く、臭気が外にまで漂ってきます。
当日券で電車に乗るのは絶対にオススメしません。どうしようもなくなった場合のみにしましょう。
YoFuはキャンセル待ちのチケットがとれなくて、結局4回も当日券で電車に乗るハメになりました。乗る度にインドが嫌いになっていきました笑。