YoFu’s Taravel Blog

バックパッカーのYoFuが旅情報を発信するブログです

【イタリア】コロナ渦にイタリアを旅行してみた感想

こんにちは。YoFuです。

今回は、コロナ渦でイタリア旅行に行ってみた感想を書いていきます。

コロナ渦で海外旅行に行くのが難しくなり、モンモンとしている人が多いと思います。

そんな中、ヨーロッパの多くの国が国境を開き、観光客を受け入れています。

日本人も例外ではなく、ヨーロッパ旅行に行けるようになりました。

ヨーロッパに行きたいけど、実際のところどうなのか。現地の状況が気になっている人は多いと思います。

私はイタリアに一ヶ月ほど滞在しました。

実際にイタリア旅行に行ってみて感じたこと、現地の状況、観光地の状況などを書いていきます。

イタリア旅行を考えている人は参考にしてみてください。

私が行った場所は、シチリア島、ナポリ、カプリ島、アマルフィ、ローマ、バーリ、マテーラ、アルベロベッロ、ヴェネツィアです。

 

イタリアの状況

イタリアの一日の新規感染者数は数百人程度と、そんなに多いわけではありません。
むしろ、日本の方が多いくらいです。(執筆時点)

移動制限や外出制限は緩和され、イタリア国内は自由に旅行出来る状況です。

街中の様子

イタリアでは、政府がソーシャルディスタンスや手洗い、消毒などの感染対策を呼びかけており、出歩くときはマスクの着用を義務づけています。

しかし、街中ではそれらの制限は全く厳しくありません。

マスク以外はあまり意識されているようには思えませんでした。

レストランやスーパーなどに入るときに、消毒をしてくれと言われたことは一回もありませんし、客同士で距離をとってとも言われたことは一回もありません。

レストランはお客さんでギチギチに詰まっていました。

マスクについても、全く厳しくありませんでした。町中ではマスクをしていない人を多く見かけました。そして、そんな人たちがマスクを着けるように注意されているところを見たことがありません。

警察ですらも、マスクを着けてない人が多いくらいです。

私も実際、マスクを着けずに出歩きましたが、何か言われたことは一回もありません。

公共交通機関の状況

交通機関は通常通りに運行している感じでした。路線バス、夜行バス、電車、飛行機と一通りの公共交通機関に乗りましたが、通常通りに運行している感じでした。

なので、イタリア国内の移動に支障は全くありませんでした。

ただ、街中よりも感染対策が徹底されていました。マスクの着用は当然で、ソーシャルディスタンスを保つように、いくつかの席が封鎖されていました。

電車の座席には、ソーシャルディスタンスを保つためでしょう、ここに座るなという貼り紙が複数の座席に貼ってありました。

f:id:YoFu:20210711032600j:plain

検温や消毒は特にありませんでした。

観光地の状況

かなり賑わっています。コロナのことはみんな気にせずに旅行を楽しんでいる感じです。

ホテルやお土産屋、観光地の店は通常通りに営業している感じです。

ただやっぱり、いつもより観光客はかなり少ないそうです。

私が思ったのが、意外と外国人が多いということです。ここでは、イタリア人以外が多いということです。

私が宿で出会った人はイタリア人以外の人が多くいました。

また、街中を歩いてるときや、レストランなどで見かける人もイタリア人以外が多いなと思いました。

それらの外国人はほとんどがヨーロッパ系でした。ヨーロッパからは観光に来やすいのでしょう。

もちろん、アジア人の旅行者は全くいませんでした。ローマで数組、アルベロベッロで一組、ヴェネチアで数組見かけただけです。

また、観光施設内はマスクの着用やソーシャルディスタンスなどの感染対策が徹底されているところが多かったです。

入場する前にはマスクを着けるように言われ、検温するところが多くありました。

また、施設内では鼻マスクをしていると、しっかりマスクを着けるように注意されました。

接触を減らすためか、オンラインチケットが普及しており、事前にチケットを買える観光施設が多くありました。

また、ローマではそれが徹底されており、オンラインでしかチケットを買えない施設がたくさんありました。通常のチケットカウンターは完全に封鎖されていました。

これには要注意です。私はそれを知らずに行って、追い返されました笑

 

差別について

皆さんが特に気になるのが差別についてではないでしょうか。

日本では連日、コロナ渦でアジア系差別が増えていると報道されていますよね。アジア系が暴行されたり、しまいには殺害されたり。

皆さんが心配になるのもムリはないと思います。実際に私も、イタリアに来る前は差別が一番怖かったです。

実際にイタリアに来てみて感じたことは、意外と差別が無いな。ということです。

むしろ、差別と感じたことはほぼほぼありませんでした。

暴力的なことは一回もありませんでしたし、身の危険を感じたことも一回もありませんでした。

明らかな差別だなと感じたのは一回だけです。ナポリの街中を歩いているときに、電動のキックボードに乗った少年が後ろから追い抜きざまに『アジア人』とでかい声で叫んでいったことです。

ちなみに、同時期にイタリアに旅行した友達は、『チーノ』と『ニーハオ』をめちゃくちゃ言われてうざかったと言っていました。私は全く言われませんでしたが。

ただ、チーノ、ニーハオ、アジア人などと言われるのは、コロナ渦とは関係ないと思います。コロナ渦の前でも、言われていたはずです。なので、こういうのはあまり気にする必要はないと思います。

日本人が日本で『外人』と呼ぶのと同じようなことなので。

実際、コロナ渦でイタリア旅行はどうなのか

結論から言うと、オススメです。

理由は一つです。すいてるから。ただし、何があっても自己責任です。

今のイタリアの観光地はめちゃくちゃすいています。ガラガラです。どこに行ってもガラガラです。

観光地のレストランや観光施設などで待たされたことは一回もありません。

コロッセオなどの有名な観光施設のオンラインチケットが、当日分が買えます。

ヴェネツィアでは、ハイシーズンはゴンドラで渋滞が起こるそうですが、ツーツーでした。ゴンドラを漕ぐ人は暇そうに座っていました。

観光地やそこのお土産屋は人を気にすることなくゆっくり見れます。

今なら、イタリア旅行をゆったりと楽しむことができるので、とてもオススメです。

ただし、何があっても自己責任です。私の場合は暴力的な差別は受けませんでしたが、運が良かっただけかもしれません。コロナに感染する可能性もあります。それらを十分に考慮した上で旅行に出かける方は出かけてください。

 

あとがき

いかがでしたでしょうか。

コロナ渦でイタリア旅行を実際にしてみて、体験したことや感じたことを書いてみました。

イタリアを旅行して一番強く感じたのは、コロナを気にしている様子は全くないなということです。ほとんどの人が、マスクをつけるように言われているからしぶしぶ着けているという感じを受けました。日本人のコロナに対する感覚とは全く違います。

また、日本からイタリアまで行けるようになったとはいえ、依然として世界はコロナ渦にいます。

当たり前ですが、イタリアでもコロナ渦はおさまっていません。イタリアでコロナに感染する可能性もあります。

また、もしイタリアに行ったとしても、帰国の際の手続きは面倒くさいです。

今回の記事は、イタリア旅行を推奨する目的の記事ではありません。実際にイタリア旅行をしてみて感じたことを書いてみただけです。

実際にイタリア旅行に行くときは、自己責任です。

ちなみに、私はイタリア旅行を終えましたが、日本に帰国はしていません。他の国を旅行しています。コロナ渦を世界をみてみるつもりです。

コロナ渦で他の国を旅行してみた感想も都度都度書いていくつもりです。

日本に帰国するのは、コロナがおさまってからです。