こんにちは。YoFuです。
今回はソフィアからリラ修道院にバスで行ってきたので、アクセス方法などをレポートします。
世界遺産で、ブルガリア屈指の観光地なのですが、アクセスがあまりよくありません。
鉄道が通っていないので、バスで行くことになるのですが、ソフィアからの直行便は朝に1本しかありません。
直行便を利用しない場合はリラ修道院近隣の街で乗り換えになりますが、リラ修道院行きのバスの本数は多くないので、時間が結構制限されてしまいます。
アクセス手段が限られてくるので、リラ修道院に行く場合は計画を寝る必要があります。
リラ修道院までのバス
リラ修道院への主なアクセス方法は3つです。それぞれ紹介していきます。
リラ修道院行きのバスはソフィア西バスターミナル出発です。セントラルバスターミナルではないので注意です。
アクセス方法は後述します。
①リラ修道院への直行便
一番簡単な方法です。ただし、一日一本しかないので、乗り過ごさないように注意です。
出発時間は朝の10時20分です。二時間ほどでリラ修道院に到着です。
プラットフォームは8番です。プラットフォームの柱にリラ修道院と書いてあり、バスのフロントガラスにもリラ修道院行きと書いてあるので、間違えることはないと思います。
チケットは運転手から直接買います。リラ修道院までは11レブでした。
②ドゥプニツァ→リラ修道院(リラ村→リラ修道院)
①の手段が使えない場合、②の手段があります。
ソフィアからドゥプニツァというリラ修道院最寄りの地方都市に行き、リラ修道院行きのバスに乗り換える。
ソフィアからドゥプニツァ行きのバスが頻繁に出ています。↓にソフィア西バスターミナルの時刻表を貼っておきましたので、参考にしてください。
ドゥプニツァからリラ村行きのバス一日4本。
10時、11時、11時20分、19時20分。
ドゥプニツァからリラ修道院行きのバスは一日2本。
6時40分、14時15分
このパターンの場合、ソフィアを昼前くらいに出発し、ドゥプニツァで14時15分のリラ修道院行きに乗るのがラクです。ただ、ソフィアを昼前に出発するなら、①の直行便を使ったほうが楽です。
ドゥプニツァには観光する場所がないので、わざわざ滞在する場所ではありません。
③ソフィア→リラ村(ドゥプニツァ→リラ村)→リラ修道院
一番手間がかかるアクセス方法です。リラ村に滞在したいと言う人向けの方法です。
ソフィアからリラ村へ行き(ドゥプニツァに行き、そこからリラ村に行く方法もあります。)、そこでリラ修道院行きのバスに乗り換えます。
ただし、ソフィアからリラ村へのバスは一日一本、18時20分です。
リラ村に着くのは夜になってしまうので、リラ修道院は既に閉まっています。なので、リラ修道院に行くのは翌朝です。
リラ村で宿泊する必要があります。
なので、リラ村に滞在したい人以外は①または②の方法を使ってください。
ソフィア西バスターミナルの時刻表
ソフィア西バスターミナルの時刻表を貼っておきます。
計画を練る際の参考にしてください。
リラ修道院からの帰り
リラ修道院からの帰りのバスは本数が少ないです。こちらも、行きと同様に3つの方法があります。
リラ修道院には明確なバス停がありません。駐車場の適当な場所にバスが停まっているので、バスを探す必要があります。バスのフロントガラスに目的地が書いてあるので、それが目印になります。
ちなみに、ドゥプニツァ行きのバスはミニバスでした。
①ソフィアへの直行便
一番簡単な方法です。ただし、一日一本しかないので、乗り過ごさないように注意です。
リラ修道院を出発する時間は15時です。
ソフィアからリラ修道院までの直行便を使用した場合、リラ修道院に到着するのは12時くらい。リラ修道院はコンパクトなので、3時間もあれば十分に観光することができます。往復ともに直行便を利用してのデイトリップは可能です。
②リラ修道院→ドゥプニツァ→ソフィア
リラ修道院からドゥプニツァまでのバスは一日3本です。
9時、15時30分、17時
ドゥプニツァからソフィアまでのバスは1、2時間に一本程度の間隔で頻繁にでています。なので、ドゥプニツァ行きのどの時間のバスに乗ってもスムーズにソフィアに帰れます。
一応、ドゥプニツァのバス時刻表を貼っておきます。合ってるか分かりませんが笑。ブルガリアのバス時刻は頻繁に変わるので。
③リラ修道院→リラ村→ソフィア(ドゥプニツァ→ソフィア)
一番手間がかかる方法です。リラ村に滞在したいと言う人向けの方法です。
リラ修道院からリラ村までのバスは一日4本です。
8時10分、9時、15時、17時
このうち、最初の8時10分のバスだけがリラ村終点です。
他のバスは、経由するだけです。
9時と17時のバスはドゥプニツァ行き。
15時のバスはソフィア行き。
リラ修道院からの帰りはリラ村で乗り換える必要はありません。なので、③の方法はリラ村に滞在したい人向けの方法です。
リラ修道院行きのバスが出発する、ソフィアのバスターミナル
ソフィアにはバスターミナルがいくつかあります。
メインのバスターミナルは駅のそばにあるセントラルバスターミナルです。
ブルガリア各地や近隣の国に行く場合、ほとんどのバスはセントラルバスターミナルから出ています。
ですが、リラ修道院行きのバスは別です。ソフィアの街外れにある西バスターミナル(Avtogara Ovcha Kupel )から出発しています。
西バスターミナルの場所はここです。ご覧の通り、かなりの街外れにあります。
歩いて行くのはかなりキツい距離です。
ちなみに、ソフィア西バスターミナルの時刻表は↑に貼ってあります。
西バスターミナルへのアクセス
西バスターミナルへは、トラムまたはバスでアクセス可能です。
トラムの場合、4番、5番、11番が西バスターミナル近くへ行きます。
バスの場合、5TM、107、260という路線が西バスターミナル近くへ行きます。
YoFuのオススメはバスです。
というのも、執筆時点でソフィアのトラムは路線の変更工事中です。路線図が当てになりません。路線図とは全然違う場所を走っています。
実際、YoFuが4番のトラムに乗った時は絶賛工事中の影響で、途中で路線図とは全然違う明後日の方向へと曲がって行きました。そのため、途中で降りてバスに乗り換えました。バスはちゃんと西バスターミナル近くに行ってくれました。他のトラムも路線図通りに走っているか分かりません。
なので、YoFuのオススメはバスです。工事が終わっていたら、トラムでもOKです。
トラム、バス共にチケットは車内で購入できます。事前に購入しておくことも出来ます。
ちなみに、なぜか分かりませんが、YoFuが5TMのバスに乗ったとき、運転手からチケット買おうとしたらチケットは要らないと言われてタダで乗ることが出来ました。バスは無料なのか、運転手さんが面倒くさかったのか、謎です。
リラ修道院に泊まる
世界遺産であるリラ修道院ですが、実は中に泊まることが出来るんです!修道院の中にです。
修道院ということだけあって、宿坊があり、それが観光客向けに解放されているのです。
しかも、値段は高くありません。手頃な値段で世界遺産の中に泊まることが出来ちゃいます。
泊まった人だけの特典もあります。
人がいなくなった静寂の修道院を堪能出来る!
日中は観光客であふれ、ゆっくり観光することができません。ディズニーランドのようです。
しかし、宿泊すれば人がいなくなった夜、そして早朝、静けさに満ちた本来の修道院を見ることができます。
立ち入り禁止区域の回廊に入れる!
教会を囲むように建てられている宿坊。宿坊は高層建てですが、一般の観光客が入れるのは一階部分だけです。
しかし、宿泊すればその上の部分の回廊に入ることが出来ます!
上から眺める教会の姿はとても綺麗ですよ。
宿泊方法
ネット予約は出来ないので、基本的に現地で直接申し込みです。
バス停側の入り口から入って、右手奥に部屋があり、そこで受付をしています。
受付時間は決まっていて、午後の2時から4時までです。この時間以外では受け付けて貰えないので、時間を過ぎないように要注意です。
このドアの中が受付です。ドアが開いていたら受付中です。
ちなみに、周辺にパン屋やレストラン、軽食やお菓子の屋台などがあるので、ご飯の心配は不要ですよ。
宿泊する際の注意点
注意点その1:別にホテルがある
リラ修道院のパン屋があるさらに奥にホテルがありますが、ここではないので注意してください。ここは普通のホテルです。YoFuは間違えてここに行ってしまいました笑
注意点その2:受付時間が限られている
上に書いたように、受付時間は昼の14時から16時と限られています。
ソフィアからリラ修道院直行便に乗ると、受付時間よりかなりも前に到着します。
待ってる間に修道院の中を見て回ってもいいのですが、大荷物を持っているとめちゃくちゃジロジロ見られます。YoFuはでかいバックパックを背負っていたので、めちゃくちゃジロジロ見られて腹立ちました笑見てんじゃねえ!と叫びたくなりました笑
あと、大きな荷物を持ってると教会の中には入れません。そういうルールみたいです。
注意点その3:設備は最低限
ホテルではないので、設備は最低限です。
当然、Wi-Fiはありません。たまたまかもしれませんが、シャワーのお湯が出ませんでした。
山の中で寒い場所ということで、暖房は心配要りません。窓は二重窓で、毛布は沢山あり、扇風機の温風でるバージョンのような暖房器具がありました。
注意点その4:門限がある!
門限があるので、晩ご飯を食べに行く際は時間を過ぎないように注意してください。
最悪、外で寝るハメになります笑。
YoFuが泊まったときは、門限は8時でした。