こんにちは。YoFuです。
今回は『世界の砂漠の大きさランキング トップ10』をお送りします。
日本にある砂漠と言えば何が思い浮かびますか??
おそらく、鳥取砂丘ではないでしょうか。
とは言っても、とても砂漠に似ているだけで、鳥取砂丘は砂漠ではないですが・・・
日本には砂漠がありません。一方、世界には砂漠がたくさんあります。
驚くべきことに、世界の大陸の面積の1/3は砂漠であるとも言われています。
それほど世界には砂漠がたくさんあるのです。日本のような、砂漠とは無縁の国の方が珍しいくらいです。
砂漠に無縁だからでしょうか、砂漠に何か惹かれませんか??私は砂漠が大好きです(笑)理由はわかりませんが、無条件に引き込まれてしまいます(笑)
世界を旅行にするならぜひとも訪れたい砂漠。そんなわけで今回は、世界中の砂漠の大きさランキングをお送りします。
10位シリア砂漠
面積:約490,000km²(日本の約1.3倍の大きさ)
場所:シリア、イラク、ヨルダン、サウジアラビア
文明誕生の地にある砂漠。
砂漠の北に位置している山脈から地上と地下を通って水が流れてきているので、水の恵みがある珍しい砂漠。砂漠のあちこちにオアシスがある。
水の恵みがあったこと、昔から世界の貿易の中継地であったことなどから、砂漠地帯にも関わらず人々が住む都市が発達している。
いろいろな理由で、非常に珍しい砂漠。
砂がほとんどない、砂利や岩石だらけの砂漠です。
9位グレートベイスン砂漠
面積:約490,000km²(日本の約1.3倍の大きさ)
場所:アメリカ
カジノで有名な都市ラスベガスがある砂漠。
砂漠内に33個もの山がそびえ立っているのが特徴です。中には、3000mを超える富士山クラスの山があります。
湿気を含んだ海風が山に遮られるので、冬になると雪が降る珍しい砂漠です。
砂がほとんどない、砂利や岩石だらけの砂漠です。
8位カラハリ砂漠
面積:約570,000km²(日本の約1.5倍の大きさ)
場所:南アフリカ、ボツワナ、ナミビア
砂漠であるにも関わらず、年間で200m程度の雨が降ります(福井県の1/10程度の雨量)。なので、不毛の大地という砂漠のイメージが当てはまりません。背の低い草が生えています。
砂漠というより、極度に乾燥したサバンナという方がイメージにピッタリです。
砂がほとんどない、砂利や岩石だらけの砂漠です。
7位グレートビクトリア砂漠
面積:約647,000km²(日本の約1.7倍の大きさ)
場所:オーストラリア
オーストラリア大陸中央部にある巨大な砂漠。
実は、オーストラリア大陸は世界で一番乾燥している大陸なのです。
大陸の大部分は乾燥地帯(画像の赤っぽい部分)で、雨が降る地域は海岸線沿いしかありません(画像の緑っぽいの部分)。なので、人が住んでいる都市は沿岸部に集中しています。
大地が赤いのが特徴。これは、極度の乾燥により砂の鉄分が参加して赤くなったのが原因です。
砂がほとんどない、砂利や岩石だらけの砂漠です。
6位パタゴニア砂漠
面積:約670,000km²(日本の約1.8倍の大きさ)
場所:アルゼンチン
超寒い砂漠。
平均気温は年間で3°ほどしかなく、最高でも12°ほどです。寒いときは氷点下になって霜が降りるほど、凍てついた寒い砂漠です。
凍てついていますが、乾燥しているので雪は降りません。霜が降りるだけです。
5位ゴビ砂漠
面積:約1,300,000km²(日本の約3.4倍の大きさ)
場所:中国、モンゴル
「ゴビ」とは、モンゴル語で「平坦な果てしない砂礫・岩石地」という意味です。
その名の通り、砂はほとんどなく、ただひたすらに果てしなく砂利や岩石が転がっています。
ゴビ砂漠周辺は、タクラマカン砂漠を始めとした砂砂漠が広がっています。画像を見れば分かると思いますが、意外にも中国は砂漠大国なのです。
4位アラビア砂漠
面積:約2,600,000km²(日本の約6.8倍の大きさ)
場所:アラビア半島一帯
そのほとんどが砂に覆われた、イメージ通りのTHE砂漠です。
砂丘が延々と連なり、砂混じりの風が吹き付ける不毛の大地。それがアラビア砂漠です。
一度は訪れて、ラクダに乗って旅をしたいものです。
しかし残念なことに、アラビア半島の大部分はサウジアラビアなので行くことが出来ません。行けるのは、沿岸部などのサウジアラビア以外の国だけです。
3位サハラ砂漠
面積:約9,100,000km²(日本の約24倍の大きさ)
場所:北アフリカ一帯
最も有名な砂漠がランクイン。意外ではないでしょうか。私も意外でした。サハラ砂漠が一番大きいと思っていました。しかし、上には上がいるものですね。もっと大きい砂漠があります。
サハラ砂漠といえば砂丘が延々と連なる不毛の大地というイメージですが、意外にも砂砂漠は全体の2割程度しかありません。サハラ砂漠の大部分、8割程度は砂利や砂礫、岩石などに覆われた岩石砂漠です。
2位北極
面積:約13,900,000km²(日本の約36.8倍の大きさ)
場所:アラスカ、カナダ、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシア
サハラ砂漠を抑えてランクインしたのは、北極。これも意外ですね。氷の大地がランクイン。
北極海とその周辺の島、大陸沿岸部を北極と呼びます。1年を通じてズーッと凍結しているので、植物が育たない不毛の大地。
大地というよりは、ただの氷の塊(笑)
1位南極
面積:約14,200,000km²(日本の約38倍の大きさ)
場所:南極大陸
堂々の第1位にランクインしたのは、南極。北極が2位だったので、南極が1位だとは容易に想像できたでしょう。特に意外ではないと思います。
世界で最も寒い地域です。
何千年もの間降り積もった雪が大陸の大地を覆っています。しかも、絶えず暴風が吹き荒れています。なので、植物が育たない不毛の大地です。
北極と南極を砂漠と呼ぶのは少し変な気がしますね(笑)
あとがき
いかがだったでしょうか。
世界中は砂漠でいっぱいだということを分かっていただけたと思います。
ランクインした砂漠はすべて、日本よりも大きいです。これからも、砂漠はいかに大きいかということも分かっていただけたと思います。
砂漠は日本に無いものです。砂漠に行けば、日本とは全く違う文化に逢うことができるでしょう。ぜひとも、現地を訪れてみてください。きっと楽しいですよ。
ちなみに、11位は『チワワ砂漠』という可愛い名前の砂漠です(笑)
※このランキングでは北極と南極をランクインさせましたが、北極と南極は砂漠に含まれないこともあります。砂漠の定義は曖昧なので、ランクインしたりしなかったりします。砂漠に含めるかどうかは、筆者次第です。