こんにちは。YoFuです。
今回は『現在も続いている世界の戦争・紛争・内戦の一覧と地図の色分け』をお送りします。
現在も続いている世界の戦争・紛争・内戦を一覧にしてまとめ、パッとみて分かるように地図に色分けしました。
世界ではいまだに数多くの戦闘が行われています。全旅行者必見です。
一覧はこの形式でまとめています
戦争名
場所
2019年の死者数・今までの累積死亡者数
メモ
まえがき
日本は戦争とは無縁ですが、世界では数多くの戦争がいまも続いています。人気の観光地でさえも、裏では戦闘が行われています。
例えば、トルコやタイ。この国は民族間の争いが起こっています。
戦争による治安の悪化は旅人にとって一番の懸念事項ではないでしょうか。治安が悪ければ安心して旅行ができません。
旅人にとっては安全が一番大事です。
そんなわけで今回は、2020年の今も続いている世界の戦争・紛争・内戦をまとめました。
ぱっとみて分かるように、地図で色分けも行っています。
地図
色が濃いほど、2019年の死亡者数の多い戦闘です。
ぱっとみてわかりますが、全世界で広く戦闘が行われています。戦闘の理由は様々ですが、これがすべて収まるのは遠い未来になりそうです。
人気の観光地でもテロなどで人が死んでいます。注意は怠らないようにお願いします。
※死者がほとんどいない国は、色が塗られていません。
大規模な戦闘
アフガニスタン紛争
アフガニスタン
41,735人・227,510人-2,000,000人
ソビエトが始めた戦争、アメリカを巻き込んで何十年も続いている
イエメン危機
イエメン・サウジアラビア
20,882人・26,230人-83,700人
アラブの春から飛び火した戦争
シリア内戦
シリア
10,951-11,244人・362,266人-586,100人
アラブの春から飛び火した内戦
メキシコ麻薬戦争
メキシコ
47,401人(11,813人が戦闘で死亡、35,588人が殺人で死亡)・192,034人(41,034人が戦闘で死亡、151,000人が殺人で死亡)
メキシコの麻薬カルテルVS政府、麻薬カルテルの犯罪で巻き込まれた民間人も含んでいる
中規模な戦闘
クルド人とトルコ人の紛争
トルコ・イラク・シリア
1,420人・45,000人以上
民族紛争
ナゴルノ・カラバフ紛争
アルメニア・アゼルバイジャン・アルツァフ(ナゴルノ・カラバフ)
10人・27,287人以上
2020年に戦争が激化し、9月と10月だけで3000人近くが死亡している
ソマリア内戦
ソマリア・ケニア
2,637人・約500,000人
映画『ブラックホーク・ダウン』の舞台
イトゥリ紛争
コンゴ民主共和国
1,004人以上・60,000人以上
マグレブの反乱
アルジェリア・ブルキナファソ・チャド・リビア・マリ・モーリタニア・モロッコ・ニジェール・チュニジア
4,000人以上・16,873人
イスラム原理主義者の中でもウルトラ過激派サラフィー主義者による紛争、非常に広範囲に及ぶ
イラク紛争
イラク戦争
2,362人・324,000人-1,215,000人以上
アメリカが始めた戦争、アメリカが撤退した後も内戦が続いている
キヴ紛争
コンゴ民主共和国
2,572人以上・11,873人以上
ボコ・ハラムの反乱
ナイジェリア・カメルーン・ニジェール・チャド
300人以上・51,567人以上
イスラム原理主義者の中でもスーパー過激派ジハード主義者による紛争、民間人を多数虐殺する、世界で最も人を殺しているテロリスト集団
南スーダンの民族的暴力(南スーダンの内戦)
南スーダン
1,804人・383,000人-400,000人
南スーダンに住む64の民族による、民族同士での争い
マリ戦争
マリ
1,885人以上・11,500人以上
マグレブの反乱の一部
エジプトでの反乱
エジプト
1,003人以上・5,800人以上
エジプトにイスラム主義を復活させようとして、頑張っているイスラム過激派テロリストによるテロリズム
リビア内戦
リビア
2,200人以上・29,859人-42,253人
アラブの春へとつながった反乱が集結せずにそのまま内戦へ発展した
カボ・デルガドでの反乱
モザンビーク・タンザニア
643人・3,276人以上
イスラム国家を樹立しようと頑張っているイスラム過激派テロリストによるテロリズム
小規模な戦闘
カシミールでの反乱(インド・パキスタン戦争)
インド・パキスタン
288人・45,000人-130,000人以上
インドとパキスタンが分離した際に、カシミール地方がどっちに帰属するかの揉め事が70年以上続いている
ミャンマー内戦
ミャンマー
84人・130,000人-210,000人
ミャンマーの少数民族とミャンマー政府軍の戦闘、有名なロヒンギャ難民が発生したのがこの内戦
バロチスタンでの反乱
パキスタン・イラン
208人・20,289人-20,589人
イスラエル・パレスチナ紛争
パキスタン・イスラエル
159人・27,000人
ユダヤ人とアラブ人の宗教戦争
カタンガ反乱
コンゴ民主共和国
33人・1,932人以上
タイ南部の反乱
タイ
163人・7,152人
コロンビア内戦
コロンビア・ベネズエラ・エクアドル
281人・220,000人
ナクサライト・毛沢東派の反乱
インド
302人・12,877人-14,369人以上
インド全土で起こっている、インド共産党毛沢東派による反乱
モロ紛争
フィリピン
23人・120,000人-150,000人
民主連合軍の反乱
コンゴ民主共和国・ウガンダ
170人以上・3,353人以上
ナイジェリア共同紛争
ナイジェリア
152人・17,156人
カイバル・パクトゥンクワでの反乱(北西パキスタン戦争)
パキスタン
130人・45,265人
アフガニスタンから逃れてきたタリバン、アルカイダなどのテロリストに対する戦争
シナイ反乱
エジプト
874人以上・5,000人以上
エジプトの反乱の一部、より過激な集団によるテロリズム
中央アフリカ共和国内戦
中央アフリカ共和国
569人・8,000人以上
ドンバス戦争
ウクライナ
119人以上・12,800人-13,000人
ロシアとウクライナの戦い
フィリピン麻薬戦争
フィリピン
不明・5,000人以上
ハイパー過激なドゥテルテ大統領が始めた麻薬戦争、一般人に麻薬中毒者を殺すように促した
カメルーン内戦
カメルーン
385人以上・3,000人以上
分離主義者による独立戦争
ペルシャ湾危機
イラン・イラク・サウジアラビア
27人・241人
小競り合いと衝突
フージスターンのアラブ分離主義
イラン
1人・206人-345人
イランのクルド人分離主義
イラン
10人・13,100人-35,000人
インド北東部での反乱
インド
34人・25,000人以上
独立紛争
西パプア紛争
インドネシア
57人・100,000人
ニューギニア島のインドネシア側で起こっている独立紛争
フィリピンでの共産主義者の反乱
フィリピン
5人・43,388人以上
カビンダ戦争
アンゴラ
12人・30,000人
ペルー内戦
ペルー
3人・70,000人
トルコでの毛沢東派の反乱
トルコ
5人・600人以上
神の抵抗軍の反乱
ウガンダ・南スーダン・コンゴ民主共和国・中央アフリカ共和国
不明・100,000人以上
ウガンダで誕生したキリスト教系反政府武装勢力、30年以上もの長い間広範囲で活動をし続けており、子供に対する扱いがドイヒーで残虐
反体制派アイルランド共和主義キャンペーン
イギリス・アイルランド
3人・146人
北アイルランドを領有しているイギリスと領有されているアイルランド間の領土問題
ダルフール紛争
スーダン
0人・300,000人
複数の対立が複雑に絡み合った紛争
パキスタンでのテロリズム
パキスタン
53人・10,172人
これに対する戦争がカイバル・パクトゥンクワでの反乱(北西パキスタン戦争)
北コーカサスでの反乱
ロシア
60人・4,053人-4,084人
イスラム過激派によるテロリズム
オロモ紛争
エチオピア
0人・1,600人-8,900人
独立戦争
あとがき
いかがだったでしょうか。
世界にはいまだに数多くの戦闘が行われていることに驚いたのではないでしょうか。
私も非常に驚きました。
すべての戦闘が終わってくれるのが望みですが、今スグには終わらないでしょう。むしろ、コロナウイルスのせいで悪化している可能性があります。
命あっての旅です。戦闘に巻き込まれないように注意をお願いします。
各国の詳細な情報・最新情報は外務省がまとめています。情報は都度都度変わります。旅立つ前は、外務省のサイトを隅々まで見るようにして、最新の情報を得るようにしてください。
ちなみに、参考にしたサイトはこちらです。