こんにちは。YoFuです。
今回は『世界で最も話されている言語ランキングトップ10』をお送りします。
皆さん、世界には言語がいくつあるかご存知ですか??
調査団体Ethnologueによると、7,117個とされています。
想像以上の数ではないでしょうか??私も、あまりの多さにかなり驚きました。
しかし、この7,117個の言語の中の多くは少数の人にしか話されていません。
英語などの有名な言語で全人口のほとんどをカバーしています。7,117個の言語のほとんどは今にも消えてしまいそうなものばかりです。少し悲しいですね。
その7,117個の言語の中で、世界で話している人の多い数ランキングをお送りします。
母国語だけでなく、第二言語を含めて世界で話している人の総数でランキングしています。
世界で最も話されている言語ランキング トップ10
1位:英語 12億6800万人
母国語:3億6970万人 第二言語:8億9840万人
やっぱり、英語が最も話されています。さすが、世界の公用語であるだけあります。
母国語としては順位が少し下がりますが、第二言語として話す人が多いです。
2位:中国語 11億2000万人
母国語:9億2150万人 第二言語:1億9870万人
中国は人口が多いので、必然的に話す人も増えます。
3位:ヒンドゥー語 6億3730万人
母国語:3億4200万人 第二言語:2億9530万人
主にインド周辺のみで使われている言語です。インドも人口が多いので、必然的に話す人が増えます。
4位:スペイン語 5億3790万人
母国語:4億6300万人 第二言語:7490万人
かつて、世界中に植民地を持っていたので、その名残で話す人が多いです。
南アメリカ大陸の大部分がスペイン語を話します。
5位:フランス語 2億7660万人
母国語:7730万人 第二言語:1億9930万人
フランスも、スペインと同様にかつて世界中に植民地を持っていたので、その名残で話す人が多いです。
6位:標準アラビア語 2億7400万人
母国語:0人 第二言語:2億7400万人
標準アラビア語はアラビア世界の標準語です。
標準アラビア語は、母国語としては全く使われていません。アラビア世界の各国では、エジプトアラビア語やモロッコアラビア語などの各国ごとのアラビア語方言が話されています。
例えるならば、標準アラビア語は日本で言う標準語で、各国で話されているアラビア語は方言です。
7位:ベンガル語 2億6520万人
母国語:2億2850万人 第二言語:3680万人
バングラデシュとその周辺で話されています。バングラデシュも人口が多いので、必然的に話す人が増えます。
8位:ロシア語 2億5800万人
母国語:1億5360万人 第二言語:1億430万人
ロシアとその周辺で話されています。ロシアも人口が多いので、必然的に話す人が増えます。
9位:ポルトガル語 2億5220万人
母国語:2億2790万人 第二言語:2420万人
ポルトガル自体は人口が少ないですが、かつての植民地ブラジルの公用語となっているので、話す人が多いです。
ブラジルは世界第6位の人口の多さです。
10位:インドネシア語 1億9900万人
母国語:4360万人 第二言語:1億5540万人
インドネシアとその周辺で話されています。インドネシアも人口が多いので、必然的に話す人が増えます。
言語の分布を色分けした地図
ランキングトップ10の言語をメインの言語・母国語として話している国を色分けしました。
あくまでも、ランキングトップ10の言語をメインの言語・母国語として使っている国です。言語は民族単位で違いがあるので、色が塗られている国でもその言語が通じない場合がありますし、他の国でも通じる場合があります。
視覚的なイメージを掴むための参考程度にしてください。
あとがき
やはり、英語が強いですね。世界で最も話されています。
他にも、スペイン語・アラビア語が世界で広く話されています。
他のランクインしている言語は、ただ単に母国語の人口が多いだけでランクインしている感じが否めないですね。
世界を旅するなら、英語・スペイン語・アラビア語を嗜んでおくとより楽しめるでしょう。